第4章 碧棺左馬刻(part1)
碧棺左馬刻がハハハ、と面白そうに笑い声を上げた。
「お前、銃兎に随分飼い慣らされてるみたいだな。俺も溜まってたところだし、せっかくだから楽しませてくれよ」
彼の手が伸びてきて、指で私の顎をくいっと持ち上げた。目は合わせたくなかったけど、仕方なく合わせる。
「……ご主人様は、どうなさるんですか」
「俺は、しばらく見学させてもらう」
そう言うと、黒いソファに腰を掛ける。左馬刻は私の腕をぐいと掴んでベッドまで引っ張っていき、乱暴にベッドへ押し倒した。
「まずは上から犯してやる。服は邪魔だから早く脱げ」
そういって彼は私のブラウスのボタンを荒々しく外していき、服を脱ぐように指示される。私は渋々裸になると、彼は再び私の体をベッドに押して、いきなり胸の膨らみの突起をかみつくように口に含んだ。
「っいたい……」
舌で転がされたかと思えば、またかみつくように歯を立てられる。快楽と痛みが同時に襲ってきて、くうと顔を歪めた。
「その歪んだ顔、そそるな」
膨らみの突起から鎖骨、首まで唇が上がってくると、がりっとかみつかれる。ご主人様の愛撫の方がまだマシだと思ってしまう位、彼は容赦なく痛みを私に与える。
それから胸の上に馬乗りになり、ズボンと下着を下ろしてまだ反応してないソレを私の目の前に持ってきた。
「舐めろ」
目を逸らすと、チッと舌打ちして、私の髪を掴んだ。