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【ヒプマイ】観音坂さんは子作りがしたい。

第2章 いつもの独歩……?



さーっと顔が青ざめていく。昨日のことは、夢じゃない。


「何回したの」

「ええと、中は2回。あ、でもその後も顔とか、胸とか……何回か、したかもしれない」

「えっ、えええッ!」

私は驚いて独歩から離れた。私の意識が飛んだ後も、独歩は一人でやってたってこと!?


「最近仕事が忙しくて、凄く溜まってたんだ。あと従兄のことも、の言うとおりだった。ごめん」

「な、なんで急にそんな態度になるのよ」

「ちょっとスマホを拝借して、メッセージを確認したら怪しいやり取りがなかったから」

「なっ、無理矢理したあげく、人のスマホ勝手に見て!!」

「ごめんなさい、ごめんなさいっ。もし出来ちゃっても、絶対に責任は取るから」

「そういうことじゃないっ!」

私は怒りのパンチを独歩に向かってぶつけると、独歩は、あははは、と弱々しく笑った。



今回の件で、私は、身を持って知った。

独歩の嫉妬スイッチは絶対に入れちゃ駄目だ。

――キレたネガティブ社畜ほど怖いものはない。


Fin
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