• テキストサイズ

恋と麻薬【名探偵コナン】

第4章 友達


「行ってらっしゃい」
「行ってきます、カホさん」

安室さんは私の唇にキスを落として玄関の扉を開ける。

バタン…と扉が閉まる音がする。




さて、私も準備しないと




私は仕事へ行く支度を初めた。







──────


ある日の昼頃


私はポアロに来ていた。

「カホさんお久しぶりです!相変わらず綺麗ですね!」
「何言ってんの園子ちゃん、園子ちゃんも可愛いよ」
「きゃ〜、美人に褒められるなんて幸せ…」

丁度来ていた蘭ちゃんと園子ちゃんとカウンターでお喋りをする。
安室さんはお休みだった。

蘭ちゃんはあの有名な毛利小五郎さんの娘さん。ポアロの上にある毛利探偵事務所に江戸川コナン君という少年と3人で住んでいる。

園子ちゃんはあの鈴木財閥のお嬢様でよくパーティーなどに招いてくれる。


「あ、そうそう!カホさんに話したいことがあったんだった!」
「なーに?」
「今度、鈴木財閥主催のパーティーがあるのよ!それでカホさんにも来てほしくって!」
「私も行くので、是非カホさんにも来てほしいんです!」
「いいの?この前も招待してもらっちゃったのに…」
「何言ってるんですか!主催者の令嬢がこう言ってるんだから心配なんていりませんよ!」
「そ、そうなのかな~」

園子ちゃんが体を段々近づけてキラキラとした表情で、行きましょうよカホさん!、と行ってくるので私は思わず、はい、と返事をしてしまった。


「じゃあ来週の土曜日、8時にベイサイド・ホテルね」
「あ、その前に私の家に来てほしいんです!一緒にドレス選びませんか!」
「いいの?いつもありがとうね」
「いえいえ、カホさんスタイルいいから、飛びっきり似合うの選ばせて下さい!」
「園子ちゃんが選ぶのね笑、」


園子ちゃんは、もうみんなを虜にしちゃうぐらいの…とかなんとか言っているがあまり聞かなかったことにしよう。

/ 346ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp