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恋と麻薬【名探偵コナン】

第21章 拘束※



安室は上に来ていたシャツもガバッと脱ぎ捨てた。
久しぶりに見た安室の美しい身体。
いつ見ても逞しく、美しいラインが身体には描かれていて

その姿にカホは1ヶ月とは言えど懐かしさを感じた。


安室がベッドの上に乗ってその重みでベッドが下に沈んだ。
カホは緊張と興奮で心臓はドクドクと音を立てていた。


待ち望んでいたその行為

カホは下半身に安室の熱を感じるのを待った。


けれどカホが感じたのは自分の胸の上に重なる重み。
そして口元に触れる温かくて硬い感触。

ふと目を開けると重なる彼との視線。

戸惑うカホに安室は笑って告げる。

「僕のが欲しかったんでしょう?カホさんの口に」


カホは期待から一転、安室の言葉に絶望感を感じた。

「何をそんな悲しそうな顔をしているんですか、欲しいと言ったのはカホさんですよ」


カホは泣きそうになりながらも自身の口を開いて舌を出した。
舌先が安室の陰茎の先を刺激した。

「…っ…」

そのまま亀頭を舌先でチロチロと舐め上げる。
唇で口に含める所は含んでジュパッと吸い上げた。

しばらくして安室が腰を前に進めた。
陰茎が喉の奥にコツンと当たる。

「んっ…」

カホは陰茎を咥えこんだまま舌を回して至る所を刺激した。
手は使う事が出来ない。
顔を浮かせたりして安室の陰茎を必死に愛撫した。

「…はぁっ…こんな体勢初めてしましたけど…カホさんもしかして、されたことあるんですか?」

声を出せないカホはその言葉に返事が出来ない。
しかしカホは安室の目を見たまま口淫を続けた。

それは肯定を表しているとも取れた。

「ねえ、誰なんですか?カホさんにこんな事教えた人。貴方のその技術も…異性の攻め方も…教え込んだ男は」

安室は軽く笑いながらカホに聞いたが内心は穏やかではなかった。
カホに触れるたび露になる彼女の過去。
今の行為も拒絶するようだったら止めようとも考えていた安室。
しかしそれをカホは受け入れるどころかどこか慣れたように自分を攻めた。

安室はそれに無性にイラついた。

自分の知らない彼女を知っている男がいること。

自分が初めてではない、そんな嫉妬。


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