第21章 拘束※
ベッドに固定されたカホはひたすらバイブからの刺激に耐えていた。
安室が横で何か言っているのは分かった。
利用とか、勘違いとか、好き…とか
そんな単語が聞こえて
でも今は膣内に入ってるそれが冷静に考える余裕を与えてくれなかった。
カホは助けを求めようと隣にいる安室を見た。
凄まじい快感に飲まれながらもカホは思った。
どうしてそんな悲しそうな顔をしてるの
カホがふと見た安室の顔は普段は絶対に見せないような、どこか悲しそうで、泣きそうな
そんな表情だった。
自分の手を握りながらそんな表情をされては流石のカホも気になってしまって
「安室さん…」
そう声をかけると安室は一瞬、はっとした顔をしたが直ぐに笑顔になった。
「すみません…そろそろイキたいですよね」
「えっ…」
安室はそう言うとバイブを膣奥にグッと押し込んだ。
カホは思ってもなかった返事に戸惑うも直ぐに強い快感が押し寄せてきて
「はぁん…!やっ…アッ…んあっ…」
安室はバイブが外に出ないようにずっとそれを押さえていて
時々角度を変えて攻める場所を変えたりもした。
「あっあっ…あんっ…だめっ…はぁん!イッちゃう…!!」
その言葉を合図に安室はカホが弱いであろうポイントにグッとバイブを押し込む。
カホは腰が浮いて身体がビクンっと震えた。
カホがイったと同時に陰部からは透明な潮がピュッと噴き出した。
安室はバイブを膣内から抜いた。
その時もカホは思わず声を漏らしていた。
はぁ、はぁと疲れ果て息を乱れさせるカホ。
でも媚薬の効果なのか、カホの身体はまだ快感を求めている。
どうして…全然静まらない…
カホ自身もあんなに絶頂を迎えながらもまだ大きな快感を欲していた。
カホはチラリと安室の股間を見た。
そこは服の上からでも分かるほど腫れ上がっていた。
安室さんも興奮してるはずなのに…
安室はさっきから自分ばかりに快感を与える。
既に勃起してるそれをずっとそのままにしておくのは色々と苦しいはず。
なのにそれを自分にどうにかさせることもない。
こんなに求めているのは…私だけなの?
カホの陰部は再び疼き始めていた。