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恋と麻薬【名探偵コナン】

第21章 拘束※


手足に手錠を付けられて、ベッドに固定されて
身体をビクッと震わせて喘いで

安室は無意識に笑みを零した。

目の前の光景が安室の興奮を高まらせた。

綺麗だ、なんて

安室はベッドから降りてカホの顔の近くへと移動する。
その間もバイブはずっとカホの膣内を攻め続けていた。

「ねえカホさん」

安室はぎゅっとカホの手を握る。

「アアッ…やっ…抜いて…ああんっ…はぁっ…」

カホからしたら恥辱でしかないこの格好。
抜きたくても抜けず永遠と自分の膣内に入ったそれは暴れ回っている。

「気持ちいいですか?膣内にオモチャ突っ込まれて」
「はあんっ…あんっ…ああっ…」
「答えられないぐらい気持ちいいんですね」

安室はカホの手の甲にキスをする。

「僕本当にカホさんが出て行ってしまって悲しかったんですよ」

安室は舌先でカホの人差し指を舐めた。
指の間に這う舌の感触がカホにゾクゾクとした刺激を与えた。

「利用とか、勘違いとか、あの時は状況に合わせてそう言ってしまいましたけど」

「はぁっ…ンアッ…あっ…」

「本当にそんなことは1ミリも思ってなくて」

「アアッ…あんっ…あああんっ」

「僕はカホさんに依存するぐらい貴方の事が好きなんです」

狂おしいほどに、

その言葉はちゃんとカホの耳に届いていたのか。
目の前のカホは涙ながらに喘いでいる。
例え聞こえていたとしても、それを理解できる余裕はないだろう。

安室もそれは分かっている。

自分は伝えられない
素の姿でカホに気持ちを伝えられない
安室としてじゃないとこうやって彼女に触れることも出来ない


分かってなくてもいいから、


冷静に考えられない今の状況を利用して言った安室の本音。
それは降谷零としての本音でもあった。

存在しない組織であれ

自分はそういう立場の人間
一人の女に執着するなどあってはならない

けれど、どうしても無理だった

カホを手放すなんて、誰かに奪われるなんて


だったら自分の手で閉じ込めて…何処にも行かせないように…

こんなの…許されることじゃない

でもわからない

カホを失わないためにはどうすればいいのか

どうしたら…


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