• テキストサイズ

キメツ学園ー未来編【鬼滅の刃】

第24章 青碧蒼


無一郎くんは、この世にいるのだろうか。

私はあの時代にあの子を置き去りにしてはいないだろうか。


心苦しい。



あの子を思うと、とても心苦しい。



















































「あ」


私は手を止めた。

パソコンに表示されている私が描いた絵は、真っ青だった。


「あー………」


綺麗と言えば綺麗だけど、ちょっとセンスないかも。

青にもいろんな色がある。ターコイズ、蒼、碧…。それらを組み合わせたらまあ綺麗になる。


「……気持ち悪いメンヘラか私は」


自分自身へ抵抗して、青を全く使わずに絵を仕上げた。

/ 539ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp