第81章 登場人物
霞守阿国
14歳
霧雨とそっくりな霞守の妹。
兄の陽明以上に両親と仲が悪く、特に母親とは会話が成り立たないほど関係が悪い。そのストレスから体調を崩すようになり、入院続きだったが最近退院した。
素行の悪い兄とは違いしっかりもので綺麗好き。人から好まれる性格のため、ようやく通えるようになった学園でたくさんの友達ができた。容姿が整っていることから、学園三大美女の一人と言われるようになる。
ただ、甘えるのが破壊的に下手くそで、とにかく泣けば構ってくれると思っている。
元は戦国時代の人間。陽明が創立した神社に生まれ落ちる。
陽明の血が薄れる中、特に強い力を持って生まれた。未来を見ることはできないが、過去の記憶を読み取ることが可能。
戦により故郷を焼かれ、戦争孤児となる。逃げたものの、生きる術もなく彷徨っていたところを鬼に襲われていたところを鬼殺隊の剣士に助けられる。
鬼殺隊は居心地がよく、優しい人ばかりだったので大好きだった。しかし、他の剣士の裏切りによって何ヶ月も生死を彷徨うこととなる。
過去については不明な点が多いが、前世でも今生でも不幸に見舞われ続けた結果、無意識のうちに今回の事件を引き起こしてしまった。