• テキストサイズ

リセット~running start again~

第15章 帰宅




宴会が始まった


清瀬「合宿お疲れ様!!今夜は無礼講で乾杯!!」

皆「かんぱーい!!!!」


各々好きなお酒に手をつける。

談笑やじゃれたり、飲ませあいっこしたりと時間が過ぎていく・・・
キングは早押しクイズを1人でやってる(笑)
ジョージとジョータはユキから良からぬ知識をレクチャーされている。
神童は日本酒をグイグイ飲んでる。
ムサは何か楽しそう。
王子はマンガ片手にカクテル飲んでる。
清瀬くんは、楽しそうに語っている。
私も飲まされております。
特にニコチャンに・・・
蔵原くんはグラスが空になる度にやってくる。
常にこっちを見てる。キョロキョロしてる。
かわいいなぁ。ちくしょう(笑)


私はしっぽりとグレフルサワーを飲んでいるときに
ユキ「国家試験の勉強はどうだ?」と話しかけられた。
「悪くないよ。でも、合格点数スレスレなんだよね~。どげんかせんといかんよ~」とふわふわと答える。
「知ってるか知らないか・・・でぇ、差がつくものだからー、積み重ねがものを言うと思うんだよ~」
ユキ「そうだなぁ。たくさん問題に当たっておくので今は、いいと思う。」
「司法試験の方が大変そうに感じるよ、なんとなく。」と体育座りになりながら言う。
ユキ「あの時は死ぬほど勉強したぜ」
「・・・」
ユキ「??って、寝そうになってる。」
ウトウトと船をこいでいる。
私は無意識にスクっと立ち上がって部屋の隅っこへ行き、誰のか分からない掛けものを適当に取って丸まって突然寝た。

その場にいた男子たちは目が点となっていた。

ジョージ「千鶴ねーちゃん?おーい」と揺すってみると、すーすーと寝息が聞こえる。
ジョータ「寝てるぞ。」
ニコチャン「寝てるな。飲ませすぎちまったな」とポリポリ頭をかく。
ユキ「せーんぱい。仮にも女子ですからね。男所帯に女子が1人ですからね。わかってます?」
ニコチャン「美味しそうに飲むからつい・・・」
/ 72ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp