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リセット~running start again~

第15章 帰宅


合宿が終わり、竹青荘に戻った。

王子「愛しのマンガに会える!待っていたよ・・・」と切望している。

キング「キツかったなぁ・・・でも、実りのあるものだったと思いたい・・・」

ユキ「寝るわ」

ニコチャン「だな」

と各自部屋へ散った。


私は荷物を自室へ置き、少し片付けると清瀬くんのところへ向かった。

コンコン・・・
「清瀬くんいる?」

清瀬「あぁ。どうぞ」と招き入れた。

「これ、まとめた記録ね。」と渡し、「足、大丈夫??」

清瀬「大丈夫だ。合宿中、ありがとうな。」

「ううん。こちらこそありがとう!蔵原くんも言ってたけど、ユキくんは箱根を理解しているね。誰よりも。さすがだよ。私もいろいろと聞かれたもの。どれも的を得すぎてて。」

清瀬「そうだな。ユキはもともと頭脳明晰だしな。それも折り込み済みだ」

「そっか。さすがですよ。しかし、皆焼けて黒くなったね(笑)私もか!今夜の打ち上げ楽しみにしておくね。」

清瀬「あぁ。あのさ・・・今年度、国家試験なのに巻き込んですまない。」

「ほんとだよー(笑)ってのは冗談だけど。」と間をおいて「私自身、陸上に未練があったんだよ。本当はね、私が男の子だったら清瀬君達と走りたいもの。今、そんな風に思うんだ。国試は大丈夫。何とかするし、今までちゃんと真面目にやってきたからね。」とウィンクする。

清瀬「ありがとう」

またねと言って自室へ戻った。
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