• テキストサイズ

リセット~running start again~

第12章 発熱


清瀬は黙々と帰路につく。
清瀬 (背中越しで伝わってくるくらい熱い。しんどかっただろうな。)

「・・・清瀬くん・・・ごめんね。め、いわく、かけ、て」、ハカハカしながら伝える。

清瀬 「迷惑だなんて思ってないよ。大丈夫だから。もう少しだから、頑張ろうな。」

「う、ん・・・」


アオタケに着き、ユキがすでに入り口のところで待っていた。

ユキ 「先生に状況話したら、緊急で行かなきゃならないところがあるらしく、終わり次第すぐに来るって。水分摂れそうなら摂って待つようにって。経口補水液があったから冷やしてある。といってはなんだけど、今入れたばかりだから微妙だが。」

清瀬 「悪いな。ありがとう。の部屋へ勝手に入るのは悪いから、具合良くなるまで俺の部屋で我慢な。1人で何かあったら怖いし。」

「ん。ありがと。」といい、清瀬の背中から降りる。清瀬は布団の準備をしに急いで部屋に戻っていった。


「歩ける。」と言うが、フラフラしており、ユキに支えられ部屋に向かう。

ユキ 「大丈夫?」

「うん。・・・・ありがと。」

ユキはを布団へ促し、横にさせた。

すぐに布団に丸まった。

清瀬が飲み物や冷えたタオルを持ってきた。

清瀬 「飲めそうか?」

「う、、ん」ひと口ふた口飲んでやめた。

清瀬 「ユキ、助かった。ありがとな。練習に戻っていいぞ。あとは、俺がいる。」

ユキ 「わかった。任せた。じゃ、戻るわ。」と言ってその場を去った。
/ 72ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp