リセット~running start again~
第10章 はなちゃん
双子 「高校生なんだよー!!ピチピチだよね!」
はなちゃん 「そんなぁ」と照れ笑い。
「若いね。私も華のJK戻りたいなぁ~!」とクゥとテンション高く言う。
清瀬はそんなを寂しそうに何か言いたそうに見つめる。そんなハイジを走は気付いたが気付いてないフリをする。
双子 「ねーちゃんは、もう二十歳越えてるから戻れないね」とブハッと吹き出す。
キングもガハハと笑い出す。
王子は(あーあ知らないぞ?)と思いながらマンガを読む。
「あぁ?オバサンで悪かったね!肌ツヤも曲がり角を迎えたわよ。文句ある??」と少し投げやりに言う。
「なんなら、このあと走ってきてもいいよ?後援会の募集は打ち切る必要なんてないんだし、積極的になって見る人の心も動かさないとね?あのTシャツを来て走り回るといいよ。ねっ?」とニッコリして双子、キングを見る。
あのT シャツとは、箱根駅伝出場目指している旨が書かれた白地のTシャツである。
その笑顔にヒィッとなり、黙る。
ユキ「これは一本取られたな。」
神童 「そうですね」
ムサ「さん、怒らせたら怖そうデスゥ」
走 「普通にしていれば怒る要素なんてないと思いますが?」
ニコチャン 「しかたねぇなぁ」
「ねぇ、はなちゃん!この辺の地理が分からなくて、帰るときにでも良いから、一緒にこの辺歩かない?家まで私が送っていくね。」
はなちゃん 「もちろんですよ!さんとご一緒したいです。」