• テキストサイズ

【ヒプマイ】素寒貧な男の手懐け方

第2章 欲求不満な女


「あっ――!」


びくんびくんと震える体は、その場でへたりそうになる。


「おい、まだ始まったばっかだぞ。ほらよっ」


腰を掴まれ、何度も深いストロークで中を擦られると、私はまたイキそうになる。何とか堪えながら、バックで犯される背徳感を味わう。


「あっ、良いッ、すごい、ああんっ」

「いちいちやらしいな。めちゃくちゃに食っちまいたくなるぜ」


有栖川さんの腰の動きに合わせて私も前後に体を揺らす。一緒についてくる胸の動きを触ろうと、彼は私に半分覆い被さって、両胸の膨らみの先端を指先でつまんだ。


「だめっ、それは、ああっ、やだあ……!」

「何がやなんだよ、すげえよがってるくせに」


耳をついばまれ、囁かれると頭の中がどんどんしびれていく。


「なあ、すげえ気持ち良い。美月さんの中」


吐息が耳にかかると、ぞくぞくっと体が震える。ある一点にソレが当たると、私は目の前がちかちかするような感覚と共に、また絶頂を迎えた。


「あっ、それ――ッ!」

「くっ、締め付けがきつくなった。もしかして、またイったのか」

「だって、そこが、気持ち良かったからあっ」

「性感帯ってやつだな。何となく分かった。もっと気持ち良くしてやるよ」


何度も何度も執拗に性感帯を擦られ、私はもう理性が飛んでいた。卑猥な言葉と一緒に、自分でも何を言ったか分からない位、目の前の快楽に身を任せていた。


「っ、美月さんがエロすぎて、他の女抱けなくなりそう」
/ 17ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp