【鬼滅の刃】【不死川実弥】だからこそと言えるように
第3章 兄と姉
最近はドキドキしております……。
そう、先日お姉ちゃんにもう既に婚約者がいると……。
私が小さいので、混乱させるかな?と今まで伝えられなかったそうです。
まずい、これはまずい。
何がまずい?言ってみろ!!←
と、おふざけはここまでにして。
たしか、蔦子お姉ちゃんが、鬼に……。
たす……けたい。でも、2歳の私に何ができる?
あとは原作に影響が……。
あれ、原作の何?
記憶が無い……。あれ、原作のあれだ、現在アニメで公開されてないところ。
記憶を辿ると、無限列車編の予告辺りまでの記憶と、義勇さんの過去編の記憶しかない。
しかも、過去編は経験すれば漫画の記憶はきっと消えてる。
冨岡結衣の体験した記憶になっている。
そしてそこには
私がいる……。
どうしようか……。どうしようもないのだが……。
"……!結衣!"
『わぁ!?』
なんだ、お兄ちゃんか……。
超純粋な瞳!ピュアっピュア!
ハイライトすご!!
義勇
「結衣?大丈夫?」
頭がか?……なわけないよな。
『だいじょーぶ!にに!家入ろ!!』
と言うとお兄ちゃんは手をひいて
義勇
「行こう!」
そこからの満面の笑み……。
ぐはっ!!推しの100点満点笑顔は凶器!ご馳走様です!
てかそろそろこれやめないとな……。
私冨岡結衣だし!お姉ちゃんとお兄ちゃんだもんね!
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静寂……。これだ、絶対これだ……。
今日、お姉ちゃんが死んでしまう。
でも話せない、泣けない、動けない。
なにかしてしまえばお兄ちゃんまで見つかって共倒れしてしまう。
助けられなかった……!!
あまりにも、時間が無くて、お姉ちゃんの気迫がすごくて。
大人しくお兄ちゃんと隠れてしまった。
お兄ちゃんは少し震えているのに、私をギュッと抱きしめてくれている。
温かい……。いつもの、寝る時の温もりだ……。