【鬼滅の刃】【不死川実弥】だからこそと言えるように
第14章 これが師範、風柱である。
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結衣side
わかって言っている?何をだろう。
ただ、私は
結衣
『いえ、今日の私の動きは不死川さんに合わせて貰っていて良くなっていただけなので。鬼を狩りながらでは私が聞けないから、後で教えて頂けると不死川さんが言ったんじゃないですか。』
あれ?
なんか不死川さんが頭を抱え始めたぞ??
実弥
「…そうだったなァ」
不死川さんがなんか、
普段灰色しか見えないのに
なんか、こう、照れてると言うかなんというか。
恥ずかしい、みたいな色が見える。
結衣
『…なんで恥ずかしがってるんですか』
実弥
「…っ…。るせェ…」
そう言って不死川さんは自分の部屋に入って戸を閉めようとしだした。
実弥
「…支度終わったら入ってこい。色々言わなきゃならねぇし聞かなきゃならねぇからなァ」
いや、なんか怖いなおい、急に行きたくなくなったぞ、おい。
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実弥
「んで、後のすっとろい判断をどうにかすりゃ少しは良くなんだろォ。後、最近寝てねぇだろ、寝ねぇと動きはよくなんねぇぞ」
…おい意外だな、バチくそ的確に指摘されたぞ。
しかも寝不足を指摘されるとは思ってなかった。
結衣
『前々から思ってたんですが、不死川さんって教え上手ですよね』
実弥
「…そうかィ?」
結衣
『鱗滝さんも普通にわかりやすいですけど、兄とか…錆兎とか、ちょっと実践が多くて分かりにくかったんですよね』
錆兎との実践形式はほんとにやりずらかったな。
錆兎は手加減しないし、私はやられまいと必死だけど防戦一方だったし。
結衣
『…ふふっ…でも、楽しかったなぁ…』
いつもなら大丈夫なのに、何故か今はとっても気が緩んでいるのか。
悲しい
そういう感情を隠せない。
実弥
「…じゃあ俺とするか?実戦形式の鍛錬をよォ」
へ??
わっとあーゆーせいんぐ??