【鬼滅の刃】【不死川実弥】だからこそと言えるように
第12章 隊服って…こんなんだっけ?
義勇
「…なぜだ(なぜそんな格好をしているんだ)」
実弥
「…俺がいるのが不快かァ?冨岡ゴラァ!表出ろォ!!」
結衣
『もうヤダ帰りたい』
まあ、カオスだが事の経緯を説明すると。
私の入隊祝いを兄も買ってきていたみたいで、とても嬉しいが今不死川さんとエンカウントしてしまって私は全く嬉しく無くなりました。以上。
結衣
『まぁまぁ、不死川さん。兄はただ私の格好を疑問に思っただけです。言葉足らずですみません』
実弥
「足らなさすぎだろォ!なんで逆にお前はわかるんだァ?」
結衣
『慣れました』
義勇
「だから何故かと聞いている」
あ、普通に話し続けるのねー。
結衣
『届いたらこれだった、以上!』
義勇
「…。」
まあ、ムスッとしますよね。私も今もう慣れてきてるのが怖いけどほんと恥ずかしかったし。
義勇
「まあ…」
あ、この話これで置いとくんだ??
義勇
「入隊祝いだ」
そう言って渡されたのは風呂敷だ…。
義勇
「家で開けてくれ。外だと汚れる可能性がある」
結衣
『ふふっお兄ちゃん、ありがとう!なにかは分からないけど大切にするね』
持った感じ布系の何かだけど。寝間着とか??
実弥
「…俺からもだァちょっと待っとけェ」
なんか今日めっちゃ待たされるな。
店主
「あーっ!あんちゃんさっき急いで靴下買ってたにぃちゃんじゃないか!なんか忘れもんかぁ?」
あ、さっきここに来たんですか。結構遠いけどそれにしては早かった気がする。急いでくれたんだなぁ。
私が少し嬉しそうに微笑んで不死川さんの背中を見ていると急に兄が
義勇
「…今度は不死川か?」
そう聞いてきた…。今度…?前はいつだ?
……あっ。
錆兎……。
結衣
『違うよ、そういうんじゃない』
キッパリと拒否した私を見た兄は本当に違うと分かったのか「そうか」とだけ返して私と同じく不死川さんが向かった方を眺めた。
だけど私は内心すごく焦っていた。
私はそういう目で不死川さんを見ていたのか…??
いや、違うと断言出来る。
少し兄のように頼れると感じただけだ。
尊敬の念も抱いている。
違うと…言いきれ…る。