【鬼滅の刃】【不死川実弥】だからこそと言えるように
第12章 隊服って…こんなんだっけ?
結衣
『と言うよりもこの格好、かなり恥ずかしいです。』
節子
「まあ、運動していらっしゃるので足は引き締まっているので外に出しても恥ずかしくない足ではございます。むしろお綺麗です」
結衣
『や、見ないでください!…ちょっと褒められるとか慣れてないんで恥ずかしいですね。』
女子会でキャッキャウフフしてる中に
実弥
「待たせたなァ」
と隣の部屋から声が聞こえた。
節子さんはすぐに隣にいったと思ったら何かを持って帰ってきた。
節子
「…靴下だそうです。」
oh……。そう来るか。
さしずめ甘露寺さん伊黒さんの真似っ子的な。
そこ参考にしちゃいかんだろ!!
いやでも、あの不死川さんからの贈り物とかかなりレアじゃね??
結衣
『…あ、ありがたくいただきます…』
かなり声がひきつっていて私が引いているのがヒシヒシと伝わってしまった気がするが、贈り物が嬉しいのは本心である。
前は閉まっているがあの甘露寺さんみたいな短いスカートに黒のニーハイソックスと言うなんとも精神年齢を考えたら恥ずかしい格好で不死川さんのいる部屋に節子さんと出た。
不死川さんは私を見てそっぽを向いた。
ほんと首痛めますよ、今回は私のせいって自覚してるけど。
結衣
『…まぁ、不死川さん、頑張って慣れてください』
実弥
「そういう問題じゃねぇだろォ。年頃の娘がそんな肌見せてどうすんだァ」
結衣
『前全開の人に言われたくないですね。私よりハレンチですよ、ハレンチ。説得力がないです』
実弥
「…チッ」
まあ、不愉快そうな顔をしていらっしゃるがもう服に言及する気はないようで、「支度しろォ。せっかくの入隊だァ祝ってやる」と人里になにか入隊祝いを買いに行ってくださるようだ。
まじかよ、まじか。
あの不死川さんが贈り物Part2早くも来ちゃったよ。
結衣
『えぇっ靴下貰いましたし!贈り物なんてそんな、お気になさらないでください!』
実弥
「…もう頼んでんだァ今更断れると思うな」
まじか、てかそれ狙ってたんでしょ?絶対そうだよね?不死川さん??
私たちは支度を早く済ませて人里へ向かっていった。
先程とは違って殺の文字の横には笑顔の少女を連れて。