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【鬼滅の刃】【不死川実弥】だからこそと言えるように

第5章 兄と錆兎




考えとけってことか……。


んー、30近い女が地下鉄で……いや、列車に轢かれてチーン……で、え?まって?何故か意識がある!なんで!?いやここどこなの?私は結衣と前世と同じ名前で転生した!……ワーオ……。そしたらなんだか運動神経良くなったぞ!!……ワーオ……。ふっしぎぃ!!


いや、訳わかんねぇなこれ。

え、どうしよ?なんて説明する?好きな物語の中に転生して、そこの世界の人に生まれ変わりました!でも自分の知らない登場人物なんですよねー?いない人なんです……。実は!今明治ですがその後に続く大正昭和平成令和!この令和2年からやってきた30近い女です!誰が信じられるかボケェ!!


錆兎
「……お茶です。前失礼致します」

義勇
「はい、結衣」

結衣
『ありがとう……』

よし、とりあえずお茶飲んで落ち着こ……『あちっ!熱い!』……いやなんでそんなに冷めた目を……。


鱗滝さん
「こんなに湯気がたったお茶を真っ先に飲むか……」


結衣
『緊張しまして……』



……よし、話そう。さすがに鬼滅の刃の世界です!最終回も迎えました!とは言えないけども……。てか私最終回まで覚えてない……。え、なにこれモヤモヤする!どうなったの!!



とりあえず話さなきゃ……

結衣
『えっと……転生と言いますか……その、前世の記憶があるんですよ……』


わぁ、すげぇ引かれてる……。何言ってんだこいつって顔してる。てか困惑の色が見える。疑念という感じの困惑の色が見える。

結衣
『えっと、信じてもらうために年号を……その言い当てます』

大丈夫かな?大丈夫?年号ぐらいいいよね?


結衣
『今、明治なのでその次から……大正、昭和、平成、令和と続きます。私はその、なんて言うか令和2年から来ました……。世の中疫病で大混乱してます……。えっと……』


結衣
『大正はですね……その、もうすぐ始まります。と言ってもあと10年ぐらいありますけど……西暦で1912年が大正元年だったか……。それで、私は西暦で言う2020年からやってきたんですよね……。えっと、転生ってぐらいですから死んじゃったんですけど……28歳でした。アハハ……。』


どうしてくれんだこの空気ィーー!!
何言ってんだこいつ色がまだある!!
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