【鬼滅の刃】【不死川実弥】だからこそと言えるように
第5章 兄と錆兎
確かここなんだよな……。
ビュンッ!!
結衣
『よッ!!……と……』
うわぁ……容赦ねぇ……。
なんで縄仕掛けてんの、私女ですけど!?
錆兎
「……まるで来るって分かってたみたいな避け方だな」
あ、バレた
てかバレんの早……大丈夫?三歳児らしく振る舞えてる?
あ、もう手遅れか。
結衣
『罠があるって聞いたら確認して登らない?』
義勇
「そこまでは覚えられないんじゃないか?普通は」
デスヨネ……。さて、どうしたものか。
結衣
『できたものは仕方ない!あとそこに罠があったはず』
ガヒュンッ……!!
ドッ……。
ん?〘ドッ〙?え?
義勇
「……いッ……!!」
結衣
『だからそこにあるって言ったのに……』
義勇
「だから普通は覚えてない!!」
結衣
『とりあえずお兄ちゃん頭見せて。コブになってるかも……』
錆兎
「ははっ……!!これじゃどっちが兄かわからんな!」
義勇
「……俺だよ……」
結衣
『あー!動かないで!』
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錆兎義勇結衣
「「『ただ今戻りました!』」」
鱗滝さん
「……随分と早いな。それとあまり汚れてないな?」
錆兎
「今日は何故か罠の場所がわかったので……」
鱗滝さん
「結衣だな?うむ……」
え、何?何、うむって?え、怖い←
鱗滝さん
「前から気になっていたのだが……何かが結衣にあるんだろう?その何かに対して話してはくれないだろうか……」
やっぱり怖いやつだ……。いや幽霊とかじゃなくてさ……。
いやどうやって説明とかするの?
トリップしちゃったの!えへへ!とか?
バカヤロー!!信じれるか!そもそもトリップが分からないか!
てかこの場合転生だよな!それが正しいよな!あー!もうよくわからん!!
結衣
『……説明、出来ないんです。しても理解できないというか。私も理解していないというか……』
鱗滝さん
「そうか……」
結衣
『えっと、理解出来てないなりに……説明させていただいても?』
鱗滝さん
「それでいい。錆兎、義勇、お茶を入れてきてくれ。結衣その間に」