【鬼滅の刃】【不死川実弥】だからこそと言えるように
第4章 兄
結衣side
……。なんて言うかその。
こそばゆい様な恥ずかしさがなんというか……。
『そうだったんですか……。あ、あの!私結衣と言います!助けてくださってありがとうございます!』
錆兎ならもうおもっくそいい笑顔でお礼言っちゃうよね!!
錆兎
「……!!///いや、だから助けたのは俺ではないと……。だがまぁ、どういたしまして。俺は錆兎という」
あ、確か鱗滝さんの知り合いの猟師が助けたんだったっけ?
錆兎
「変なことを聞くようだが……」
錆兎が言うなら変な事じゃないよね!!錆兎大好きだもん私!!
義勇さんと錆兎の関係すごい好きなんだ「お前は本当に子供か?」
……。いや、え?
急に?本質をついてきますね?
『……。子供以外の何者かに見えますか?』
錆兎
「義勇からは、お前の歳は2歳と半年以上と聞いた。それにしては言葉も知能も高すぎる。そして、運動能力や体力もだ。義勇にとてもついていけるような歳ではない。」
冷静だな……。そうだなー、身体能力の方はもう、トリップ特典としか言いようがない。
言葉や知能は中身が三十路女ですから……。
『私は……年相応に振る舞うように、気をつけて過ごしていました。兄も、急な変化で驚いていると……思います。』
けど、あの時必死すぎて、間違えてお兄ちゃん呼びしちゃったし、2歳児の文章じゃなかったし……。
『私は……。』
錆兎
「いや、言い難いなら、無理しなくていい」
い、イケメン!!
有難くそのご厚意に甘えさせて貰おう。
?
「いつまで雑談しているんだ。錆兎。」
あ、この大塚芳忠さんボイス……。
特に好きなのはフルハウスです!!(聞いてない)
錆兎
「鱗滝さん!すみません」
鱗滝さん
「いや、ワシから説明しておく。錆兎はもう休んでいい。」
いやー、優しいっすね!鱗滝さん!!
錆兎は部屋の襖まで行くと、
錆兎
「失礼します」
と言って出ていった。
礼儀正しいなおい!!
鱗滝さん
「コホンッ!!その、結衣と言ったな」
おおう……リアルでこほんってする人初めて見た。
いや、リアルではないんだけど……。
『あ、はい』
何聞かれるんだろうか?