• テキストサイズ

俺は妹に犯される。

第15章 【特別編】甘え日和。


「服はもういいのか?」

「うんっ!満足した!」

ニコニコと笑みを浮かべる歩にふとした疑問が俺の中に浮かんだ。

歩はどうして女装を始めたのか。

“男の娘”と言う言葉が流行ってから、興味本位で女装を始めた人や、それでAVなどに出演している人もいると言うのを聞いたことがある。

しかしその一方で、女子になりたくて女装をしている人だっている。

…果たして歩は前者なのか、後者なのか。

普段の生活の中で歩が男に戻ることはない。

部屋を見たことはないが、部屋着ですら女の子が好むようなピンクでひらひらしたものを見にまとっているし、女装が似合う歩にはむしろそちらの方が自然なのだ。

今まで生活を共にしていて、歩が性同一性障害の素振りを見せたこともない。

どちらかと言えば“女装が似合っているから”。

…しかし、それは俺が感じた事であって、実際の事は歩自身でないと分からないのだ。


/ 321ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp