• テキストサイズ

俺は妹に犯される。

第9章 honey.9


「おはよう。ぐっすり眠れたみたいだね」

「説教でもしにきたんですか?」

にこっと笑みを浮かべる生物教師に嫌気が差し、皮肉たっぶりな言葉で返すといや、と相手は首を緩く左右に振った。


…っつか、また真澄って呼びやがったこいつ。


「ちょっと話があるんだけどいいかな?」

その言葉にちらっと彰の机の方を見ると、やつはまだすやすやと寝息をたてている。

教室内は授業が終わり昼休みに入ることでざわざわと騒がしい。

「…ここで言えないんですか」

こいつと2人っきりになるのも、ましてや職員室に行くのも嫌だ。

睨みあげる俺を見て、うーんと唸った生物教師はすいっと顔を近づけてきた。





「……君の妹の話なんだけど」





/ 321ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp