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【鬼滅の刃】約束【煉獄杏寿郎】

第6章 すれ違う思い




千寿郎にもいろいろと教えていたようだが、
あの子は…優しすぎる。
少しの残酷さもない。


鬼狩りには
ある程度の非情さと残酷さもないと
仲間も、己の命も守れない。



杏寿郎の腕が立つばかりに、
千寿郎は自分と兄を比べて落ち込んでいるが
人を助ける方法はいくらでもある。


それが千寿郎にとっては
剣ではなかった、それだけのことだ。



瑠火が生きていれば…
優しい言葉をかけてやるだろう。



俺が今更あいつらのことを心配したところで、
あいつらにとっては鬱陶しいだけだ。




「杏寿郎に羽織を渡してくれ。頼む」



「…お断りします!」



「雪華…」




「大体っ…!」




なんで私にこんな話をするのですか!?
親子なんですから、
直接、杏寿郎と千寿郎くんに
お話になったら良いではありませんか!!


槇寿郎さんは人のせいにして
自分の責任から逃げてるだけです!!


気持ちや思いを正直に話して何が悪いと言うのですか!!
杏寿郎も、千寿郎くんもそんなことで
あなたを鬱陶しく思うわけないじゃないですか!!


もっと、二人を信じてあげてください…っ



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