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せくしぃろまんすうぇぽんすとーりー(仮)

第4章 別離


『連邦にも骨のある者がいるようだな…協力はここまでにしよう。撤退する』

AM部隊は一気に撤退していく。

『よし、今の内に離脱させてもらうよ。援護感謝する』

『グルンガストを頼みましたわよ、カザハラ博士!』

『気を付けてね、おじさま!』

『ああ、お互い生きていればまた会おう』

ジョナサンを乗せた輸送機は最大戦速で基地の空域を抜けていった。
すかさずセイカの“感覚”が働く。

『敵機来るよ!DCの部隊!!』

増援は先程の部隊とは別方向からやってきた。
先日の戦闘の事もあり、ある程度ヒリュウ改とオクト小隊が基地に近い位置に待機していた。

『正面からってのは能無しのやることさ』

敵部隊はAM、戦闘機を含めた部隊。
機動性は戦闘機が上、真っ先に基地にやってくる可能性がある。

「本格的にこの基地を潰しに来たようだな。対空砲火!戦闘機を近づけさせてはならん!」

すぐにグレッグが指令を飛ばす。

『カチーナねーさん、ラッセルさん、迎撃お願い!』

『任せな!全部叩き落としてやるぜ!』

『オクト2、了解です!』

オクト小隊とヒリュウ改はすぐに迎撃した。
敵は応戦せず、とにかく基地を破壊するのが目的の為か徐々に距離を詰めていく。
基地からも対空設備で迎撃しているが、機動性の高いAMや戦闘機相手では分が悪すぎる。

「しれい、ちょっときついかもですっ」

「もうじきATXチームが戻ってくる。何とか耐え忍ぶしかないな」

「……もしもの時は」

躊躇いがちにセイカがそう言うと、グレッグは驚いた表情を見せるがすぐに静かに首を振る。

「大丈夫だ。君が行く必要はない」

「だけどっ―」

『心配はいらん、基地とお前は我々が守る!』

通信が入る。ゼンガーからである。
ATXチームが基地に戻ってきたのだ。

『いいのいいの、ここはお姉さん達に任せなさいって』

『セイカはそこで俺達のサポートを頼む!』

『その代わり、修理は通常の二倍速でやってくれ』

「…みんな…」

ATXチームが戻ってきたおかげで、オクト小隊とヒリュウ改と協力して次々と敵機は撃破されていく。
状況は明らかにこちらが優勢。だが、また少し基地から離れている。


何かある。何か、危険が…。


刹那、セイカの“感覚”が突如警鐘を鳴らし始めた。思わず立ち上がってしまう。
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