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銀色の夢(銀魂・ヘタリア短編夢)

第2章 whaaaaaat!(山崎/男装ヒロイン)


「…すみません、山崎さん。巻き込んでしまって…」
そういえば副長の声に驚いて、あの雑誌も抱えてきてしまった。
俺はまだ整わない息の下、国立くんに雑誌を渡した。
「…今度から見つからないように気をつけろよ。当分買わないほうがいいと思う」
おそらく副長に目つけられてるから、と言った。
受け取った国立くんは申し訳なさそうにしながらお礼を言い、
「お、男がこんなの読んでたらおかしいですよね」
と苦笑いする。
「別にいいんじゃないかな?
俺はおかしいとは思わないけど」
趣味なんて人それぞれだと思うし、おかしくたって別にいいんじゃないかな。
副長にこっぴどく趣味について叱られたのかな、と俺は少し可哀想になった。
「そういう、ものでしょうか…」
「そういうものだよ。とにかくあんまり気にするだけつまらないことだと思う。だったら他のことに時間を費やしたほうがいい…な、なんちゃって」
なんだ俺、今日はやけに説教臭いな。
少し恥ずかしくなってちょっとごまかしてみた。
でも、思いのほか国立くんがうれしそうな顔をしてくれたので、 そんなことは どうでもいいかなと思いました。





やまざきさがる。













ATOGAKI
男主夢ではなく男装ヒロイン夢です。
山崎さん視点なのでわかりませんね…。手紙にヒロインの秘密が書かれているのでやべえ!というわけだったのです。
このあと山崎さんとヒロインちゃんは順調に仲良くなっていく感じです。




閲覧ありがとうございました!

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