第10章 ぼろぼろTODAY(銀魂・銀さん寄り逆ハ―)
「さて、帰ろうかな・・・」
サインボールは大事にスーパーの袋にしまった。(あんまり大切なものって感じじゃない)
ふと気づくと後ろに土方さんがいた。
「あ、土方さん。いろいろお世話になりました。・・・まあ、ほんとにいろいろあったけど、楽しかったです」
「・・・これ、やるよ。なんかあったら万屋じゃなくてこっちに、言え」
そう言うとつかつか歩いて行ってしまった。途中で岩にすねぶつけてたけど。
・・・・?
なんか電話番号みたいのかかれた紙だ。真撰組の連絡先かな。
「ん、こりゃ、トシの私用の連絡先だ。おお。三蔵法師、お前トシに気に入られたな!」
「へ・・・?」
紙をじっと見ていると、後ろから近藤さんが覗き込んで言った。
「ええええ??気に入られるようなことしてないよ!?」
あの人のツボ、わかんねえ。
なんていうちょっと驚きの事件もあり。
「銀さん、結局私の依頼、ほぼ無視じゃなかった?」
「そうだっけ」
依頼料払いながらも払拭できない疑問を言った。(まあ、見つけたのが私だったから落し物の1割は請求されなかったけど)
「・・・じゃあ、パフェでも食うかな」
「さっそく依頼料使うんかい!」
神楽ちゃんと新八くん、かわいそう。
「何?食わないの?」
「へ」
もしや、おごってくれるっての???
「く、食う!!!」
こうして銀さんとパフェ、二人で食べました。
でも、自分のパフェ代は自分で払わされました。
・・・・・・銀ダラめ!!!
(終わり)
あとがき
初めて書いたのがこの夢小説でした。ギャグですね。シリアスのかけらもない。
一度は消していたものだったんですが、友人にあげたものでしたのでも、その友人がまだもっていたのでこうして載せることができました。
いま読み返してみるとすげー強引に入り込んだ話でした。
原作沿いを書いたのはこれだけでしたが、あんまり詳しく原作を説明するのも~とかいろいろ葛藤しながら書いたのを思い出しました。
何度読んでも過去の書いた話って恥ずかしいものですね。
では、読んでくれたお嬢様、ありがとうございました!