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【ヒロアカ】ヒーロー嫌いの雄英生徒

第5章 体育祭!!




《おいマイク!何勝手に言ってやがるッ!!》


あまりにもふざけた会話が繰り返される中、相澤先生が出て来てくれた

この時、相澤先生が初めて男前に見えた
本当に、この時初めてそう思えたのに



それは一瞬にして取り消された。



《お前は今すぐ黙れ!!充希をこいつらに嫁にやれるかってんだ!!》


(え)


《出たな充希の保護者め!
ミイラマン的にはどっちが婿に来て欲しいんだ?!!》

《てめえ……
っおい充希!そいつらを1位にならせるな!!何としてでも妨害しろ!!!》

《お義父さん!!青春だけはさせてやれよ!!!》

《おめぇにお義父さんと呼ばれる筋合いはねえよ!ってかなんでまた泣いてやがる!!》

《俺は3人の充希にかける想いに感動してんだよぉぉ!!ミイラマンとはいえ邪魔はさせないぜぇ!!
頑張れ男三人衆!!
愛を勝ち取れ三銃士!!!》

《マイク…お前ちょっと殺してやるからこっち来い》

《え、おいおいミイラマン、おいおいおいおい!!
ぎゃあああああああああ!!!!》


と、そこでアナウンスが終了した

何があったかはあえて聞かない
というか聞けない



いや怖すぎてほんとに無理。





そんなアナウンスを放っておいて、風磨達は攻防を続けていた

爆豪君は爆風で浮き上がり、殴ってきたり爆発をぶつけてこようとしてきている
が、風磨が空気をぶつけていくので爆発の威力を上手く逃されていた

轟君は氷を伝って空へと登ってきた
柱のように氷を高く伸ばし、滑ってこちらに来ようとする
が、やはり風磨に飄々とかわされて手を出す事が出来ないでいた




「クソッ!!あのスカし野郎厄介な個性持ってやがるッ!!」

「風かなにかだな…しかも強え」


2人の言う通り、風磨の個性は風系だ

彼の個性は"空気"
文字通り、風磨自身が空気になれるのだ
だから風磨は風を操る事が出来る
空気に乗る事も可能だ
水の中でも、彼が空気そのものなので息が出来る

まさに忍者のような動きをして、空気を操り錯乱する
厄介な分、とても強い個性である



「関係ねぇ、ぶっ飛ばしゃ俺の勝ちなんだよ!!」

「当たり前だっ
厄介だとしても、俺は超えなきゃならねえ壁がある
何としてでも勝ちに行くだけだ!」



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