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【ヒロアカ】ヒーロー嫌いの雄英生徒

第5章 体育祭!!



人使君は何か言いたかったようだが聞きそびれてしまった

マイクの声により、入場する





《ついでに言っておくと、普通科C組にはとある"ツワモノ"がいるぜー!!
襲撃の最中、風のごとく現れては味方を守り切った灰色のレディ!!
その名は言わぬがお楽しみ!
今年は熱くなりそうだぜ!!期待しとけよ皆!!》




ワァァァァァァァァ!!!






「…………マイクさん…ひどいよ…」

「……頑張れ」


彼のアナウンスにより皆が一斉にこちらを見る

"灰色のレディ"
そんな大袈裟でご大層な名前を付けられたのは、もちろん私だ
そして、灰色の髪は普通科で私だけ


(あのマイクマンめ!絶対カブトムシ仕掛けてやるんだから!)



今度会ったら復讐してやる。







そんなこんなで入場を終えた

目の前では18禁ヒーローミッドナイトが司会を務め、爆豪君が選手宣誓をしている



「宣誓ー
俺が1位になる」

その爆弾発言は会場に響き渡った


もちろんそんな事を言われては皆黙ってはいない



「ふざけんな!!」

という声があちらこちらで上がってくる


(さすがバカ豪……)

まあ心のどこかで「きっと彼はこう言うだろう」というのは予想していたが




「……………」

ふと隣を見ると、人使君が怖い顔をしていた
いつもの黒いクマをいっそう黒くして、爆豪君を見つめている


「……何かあったんですか?」

「……いや、なんでもないよ」

「うそ、絶対何かあるでしょ?」

「……そこで素を出すんだ…」

「あはは、まあ1位になりたいなら私も手を貸すよ」

「ありがとう」

「いえいえ、お気にならさず」

「……やっぱり糸仲は切り替えがすごいよなあ」

「ふふふ♪」
















選手宣誓が終わった











ついに体育祭が始まる





「第1種目はいわゆる予選よ!
毎年ここで多くの者がティアドリンク!
さて運命の第1種目、今年は障害物競走!計11クラス全員参加のレースよ!
コースはこのスタジアムの外周約4km!
我が校は自由さが売り文句!!」


ミッドナイトがルール説明をしてくれる

どうやらこの予選で残れたものが次に進めるようだ




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