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【ヒロアカ】ヒーロー嫌いの雄英生徒

第4章 襲撃



乗り込んで目的地を言う


「USJまでお願いします!」

「え?USJ?」

「あー、ウソの災害や事故ルームの方のUSJで!
雄英高校の管理する施設です!」

「ああ、はいはい」







歩きではダメだ
そんなの遅すぎる

個性を使うにしても、民間人の前で無闇に使うのは危ない






運転手は何も聞かずにタクシーを走らせてくれた




























「うわぁ!!なんじゃありゃ!!」

「!?」


しばらく車に乗り続けていると、信じられないものが見えた


USJの施設が崩壊していたのだ



「お、お嬢さんこんなとこに行くの!?」

「そうですから早く行ってください!」

「いやいや!!危ないからやめときなよ!!」

「んもぅ!!はいこれ代金!!」



渋る運転手に運賃を渡す

ちょうど3000とそれくらいだ







「おいおい!お釣りー!!」



無視して走る







「はぁ、はぁ………」



なぜあんなものを見たのかは分からないが、母はこれを伝えたかったのだと思う


だから私に夢を見せたのだ






「ああ、なんだお前」

「ッ…」

「雄英の生徒か
こりゃいい、人質にでもしてやるよ」

「誰なの?ここで何してるの?」

「はは、俺達ヴィランを見てわからねぇのか」

「なっ」




この人は今ヴィランと言った

ヴィランとは反社会的勢力みたいなもの




とにかく危険で、関わるとろくな事の無い組織だ





「うぉら!!」

「っ」


目の前の男が攻撃を仕掛けてくる
どこからか大きな斧を取り出して、振り下ろしてきた








でも、その動きは遅い



指輪のワイヤーを操る




「ッ!」

「なんだこいつ!お前馬鹿力かよ!!」

男が何やら文句を言ってくるが構わない

そのまま斧にワイヤーを絡ませ、斧を奪い取る


「こいつッ」

「遅い」


ワイヤーを使って高く飛ぶ


男の頭上へと飛び、落ちる瞬間



「ぐへッ!!」



頭に肘を落としてやった




男はそのまま倒れて気を失った


「ッいったぁ……この石頭…」



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