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【ヒロアカ】ヒーロー嫌いの雄英生徒

第3章 1年A組の彼等



そんな事を考えながら、店に入っていった























「そんじゃ、まずは自己紹介からだな!」

黄色い髪の男の子が言う

それにより、全員が名前を言っていった


「ウチは耳郎 響香
個性は"イヤホンジャック"で、音楽が好きだよ!」

「俺は切島 鋭児郎
個性は男らしい"硬化"だ!」

「私は蛙吹 梅雨
個性は"蛙"よ
梅雨ちゃんって呼んでね」

「………轟 焦凍
個性は氷を操ることだ」

「わたくしは八百万 百と言います
個性は"創造"ですわ」

「私は麗日 お茶子!
個性は"浮遊(グラビティ)"で、なんでも浮かせられるよ!」

「僕は緑谷 出久
個性は……"身体強化能力"だよ」

「俺は上鳴 電気!
個性は"帯電"だ!」

「アホになる個性の間違いだろ?」

「やめろー!!」

切島君の言葉に、どっと笑いが巻き起こる

おそらくあの時の「うェーい」の事だろう



今更だが、あの衝撃的な姿を忘れられなかったので言った

「あの、もう大丈夫なんですか?
その……………頭とか」

「ブフッ!!ははは!!
おい上鳴!お前心配されてるぞ!!」

「うるっせえんだよ切島!」

「上鳴ちゃんのあれは個性の使いすぎによるものなのよ
彼は電気を使うんだけど、使いすぎると頭がショートしてあんなんになっちゃうの」

「あー」

蛙吹さんの言葉に、ちょっと納得してしまった。

上鳴君はしょぼーんとしている



「糸仲さんも、よろしければ自己紹介をしてくれますか?」

「ああ、はい」

八百万さんに言われたので、慌てて言う


「私は糸仲 充希
個性は念力です
といっても、コントロールが上手く出来ないので使い物になりませんが
よろしくお願いします」

「よろしく充希ちゃん!」

「よろしくな!」


皆口々に歓迎してくれる
良い生徒達だ

でも、私の自己紹介なんて嘘だらけ
コントロールが出来ないわけでもなければ、ましてや念力ですらない
それに、1つだけではないのだから



「ああ、そうだ
緑谷さん、麗日さん、蛙吹さん、轟さん
さっきは助けていただいてありがとうございます」




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