• テキストサイズ

49番目のあなた【D.Gray-man】

第1章  再会



ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー


そろそろ本日の終業時刻に近づいてきた。
…にも関わず、仕事は一向に減らないのは何故だろうか。


「…すみれー、終わりそう…?」

ジョニーに声をかけられるも、手を止めることはできない。

「待って…まだこの数式が解けないの…
タップは?余裕があれば手伝って…」

「いやいや無理だから!手放せないから!
ジョニー、今は倒れても運んでやれないぞ…」

「お前ら3人、もう上がれ!」

リーバーが屍になりつつある3人に、ピシャッと声を上げる。


「う〜ん う〜ん」

「もう少し…あとちょっと…」

「リナリーのコーヒーが恋しい…」

彼らのうめき声にリーバーはどうしたもんか、と額に手を当てた。その時、




ヴーーーヴーーーー



研究室にけたたましい音が鳴り響いた。

「何だ?!」

「緊急事態か?」

その場にいる全員が驚き席を立つ。
研究室にいるゴーレム達も飛び回っている。

『総務より報告。

今現在、エクソシストとファインダー部隊が帰還。


帰還するもーーーーー

















死者 多数 』


私達は帰還した仲間のいる広場へ駆け出した。
/ 355ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp