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その秘密は図書室にて

第1章 エピローグ〜出会い〜


目があった瞬間逸らされてしまった。
挙動不審な態度といい、男慣れはしてないタイプ。

…俺が言えたことじゃないか。

悠弥は1人残された図書室で苦笑する。
「倉本、瑞希さんね……」
また会えたりするかな、
なーんて考えてしまうのも俺らしくない。
くるりと座っていた椅子を回す。
そして思い出したように、手にしていた本をしおりの所で開いた。

それから、悠弥は5時半に鳴るチャイムまで本に没頭した。
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