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女の私の憂鬱 ー高校編ー

第1章 入学式ープロローグー


「がっ…!?」

火神は呆然と床に手をつく。

「これが…『キセキの世代』…黒子、オマエの友達スゴすぎねぇ!?」

「…あんな人知りません」

「へ?」

黒子も予想以上の黄瀬の強さに今までの考えを振り払った。

「正直さっきまでボクも甘いことを考えてました、でも…数ヵ月会ってないだけなのに…彼は…」

「予想を遥かに越える早さで成長してた訳だ」

「氷童さんは知ってたんですか?」

「少しだけだが、練習試合を見てな」

その後、黄瀬は黒子に海常に来いと誘ったが黒子は「キセキの世代」を倒すということを黄瀬に伝えた。今までにない返答に黄瀬も戸惑っていた。


**********************


「おおー広ーやっぱ運動部に力入れてるトコは違うねー」

海常との練習試合当日。俺達は今、海常高校に来ていた。

「火神…いつにも増して目付き悪いな…」

「るせーちょっとテンション上がりすぎて寝れなかっただけだ」

「遠足前の小学生かよっ」

朝から火神に突っ込みを入れる始末に。

「どもっス、今日は皆さんよろしくっス」

そこに例の黄瀬がやってきた。

「椿っちー今日はかっこいいとこ見せるっスからきた((」

「先輩、俺が体育館まで案内しますよ」

「俺、スルー!!?」

黄瀬をスルーして体育館まで俺が案内する。海常高校には一度来ている。場所も覚えている。
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