第25章 一度だけ *
陰毛が生い茂った男のモノに反応し、
今からソレを挿入れてくれるんだと
身体はどんどん期待していく。
まだ迎えてないのに
沸騰しそうなほど熱くて、
もどかしいほど受け入れたい穴が疼く。
「はあ、はあ…せんっせぇ…っ」
「まだダメだぞぉ~。
射精したくても
ちんこは触っちゃダメだからな。
自分の指でイってみせるんだ」
先生の命令だから
出したい射精管には触れられない。
お尻の中の気持ちいところを
探して…ほじくり回す。
もう一つの余った手で
まっ平らなところにある
小粒の突起物を捏ねて…ぐりぐり引っ張って。
「は、アぁ…イク、イク、
ん゛う゛…ッ」
先生は俺がゲイだって
知っている。
男に掘られたいヘンタイだって
知っている。
だからもう…
何も隠すことができなくて
さらけ出した自分の穴に指をはめ込み、
先生に言われたとおりに動かした。
「ン゛~……!!」
管は触ってないのに白いものが飛び出した。
腹のうえに精液の残骸があとを残す。
こんなことは初めてだ。
いつもは射精管を一緒に弄らないと
達せないのに。
(ああどうしよう…。
先生に、見られてイってしまった)
自分の指だけでイクなんて。
これでもうヘンタイ呼ばわりから
言い逃れ出来ない。
先生に見られて
お尻でイッちゃうような
どうしようもないヘンタイだから。