第25章 一度だけ *
自分でも訳がわからない。恥ずかしいのに手が勝手に動く。
先生に足を撫でられ、
俺は先生にもっと触ってほしくて
言われたとおりに
硬くなった分身を扱いている。
「っはぁ、はぁ、…あぁ」
先生にむかって股を開き、
お尻の穴まで見られているかもしれない。
いつも以上に興奮して、
気持ち良くて、
腹筋を弱めてしまったらすぐ達してしまいそうだ。
「あ、んう…っ」
もっとこの状況を楽しみたいのに
手のスピードを緩められない。
射精したい。
もどかしさと恥ずかしさで更に熱くなり、
粘り気のある先走りが
ぷっくりと出てきて棒を伝う。
「そろそろイきそうだね。
ならいったん手を止めて
次はこっちの挿入れるところを、
弄ってみたらどうだい?」
「っあ…、…ええ?」
「ここにローションあるからさ。
男のアレ…、
角は挿れてほしくて堪らないんだろう?」
もう少しでイけそうだったのに
先生は手首を掴んで中断させた。
もっと触っていたかったけど、
先生の機嫌がかわるのを恐れて
俺は…指先を移動させる。
「せんせ…っ、触って。
足…で、いいから…
…お願い…っです…」
「ああ、角は本当いやらしい子だなぁ。
こんな尻の穴が丸見えになるまで
股間を広げるなんて」
「っはぁ、あ…!…せん、せぇ…っ」
先生に全部見られてる。
勃起した生殖器も。
疼いた穴も。
興奮してだらしない顔も…全部、見られてしまった。
「もっと…あぁ、せんせぇ…っ…見てぇ」
先生のせいで
俺はどんどんいやらしくなっていく。
こんなヘンタイな自分、大嫌いだったのに。
もっと先生にみて欲しくて、
身体だけでなく
おねだりを口にしてしまった。