第25章 一度だけ *
受け身だけじゃ
マグロと同じでSEXは務まらない。
先生は俺の発情した身体をみて、
楽しんでくれるんだ。
先生の前でフル勃起した
下半身にぶら下がっているものを
見せるのは少々屈辱的だが…
それ以外に
ゾクゾクしたものが押し寄せる。
「へえ…。角のちんこは
しっかり剥けてるんだなぁ。
ちゃんと洗っていて皮までキレイだ。
角はいつもなに見て抜いているの?」
「っえ。あ…それ…は…」
「答えたくない?
じゃあどんな風に弄ってるか見せてよ。
そこのベッドに座っていいからさ」
「え、あっ…あの、うわッ」
先生に押されて、
下半身を露出したまま
ベッドの上に尻もちをつく。
…これは、
期待していいのだろうか。
先生は次から次へと
期待に結びつくような発言をしてくる。
パンツを下ろせと命令してきて
なに見て抜いてるのとか、
どんな風に弄ってるだとか…
いやらしい質問ばかりぶつけてくる。
「ほら先生の前で触って。
…僕も興奮してるの、分かるだろう?」
「っ…」
そう言われて
同じベッドに上がってきた
先生の股間に視線をそそいでしまう。
目に見えて分かるほどじゃないけれど
なんだか気持ち分、
膨隆しているようには見えなくはない。
「先生は角のちんこ以外…、
さわってあげるから。
…撫でられたら嬉しいだろう?」
立てていた膝のところに
先生が手を這わせ、
脛をゆっくりと擦りはじめた。