第25章 一度だけ *
立ち上がるように言われた俺は
棒立ちになって、
先生にズボンを下に降ろされていく。
暖房で少し空気が温まってきたけど
また寒くて。
脱がされることもそうだけど
下着姿をみせるのも恥ずかしくて、
手のやり場にも困る。
「おー…ちゃんと勃ってる。
もう精通しているの確かめたかい?
ビンビンに張っちゃってとても苦しそうだ。
毎日ここ、弄っているの?」
「っはぁ、……うぅ」
「首振ってもだめ。
毎日いやらしいこと考えまくっているんだろう?
みられて弄られて、
悦んでいるのがその証拠さ」
先生は下着の上から
俺の硬くなった下半身を扱いてくる。
ビンビンに足が吊りそうなくらい
興奮してて、
気を抜いたらすぐ発射してしまいそうだ。
「じゃあここから先。
もっと僕に触ってほしかったら
自分で脱いでみようか」
「…え?」
「だーかーらぁ、
いやらしいこともっとして欲しかったら
自分からパンツを下ろすんだよ。
角は命令されて、
男に支配されたいんだろう?
思春期ならもっと先のいやらしいこと
考えているなんてお見通しだ」
口角を上げた先生は
ニタニタして見てくる。
先生は授業中、
俺がいやらしいことばかり
考えていたことを
ずっと前から見通していたのか。
男のモノをいっぱい奥まで咥え込んで、
お尻に男のモノを挿れられて、
ガンガン形がのこるほど突かれたいって、
先生は全部、
男同士がやったら蔑まれる欲望を
見抜いていたんだ。
「ほら、角どうした?
角は従順でとっても淫乱なんだから
自分から積極的に動かなきゃ。
SEXって相手を楽しませる、
そういうものだろう?」