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【R18】Querer【創作BL】

第25章 一度だけ *





先生が与えてくれる
温かさと優しさにジワッと涙が浮かんできた。

鋭い顔も捨てたもんじゃないなと
ちょっとだけ
自分を好きになろう
とする気持ちが沸いてくる。










「…ねえ、角。
男同士のSEXって知ってるかい?」










離れていく唇を名残惜しく思っていると、
先生は肩を撫でながら聞いてきた。





男同士のSEX。





それはもちろん知っている。





インターネットの浅はかな知識だけれど、
男には女性特有の性器を有しないから
代わりに肛門をつかって交尾する。

肛門は俗にアナルといって
男同士はアナルセックスを嗜むのだ。





「なぁ、角。
大好きな先生と
男同士のSEX…して見たいよね?」



「っ…」










先生は俺から目を離さず聞いてきた。

俺という、男の身体を求めてくる。















シたい。





男の人に…組み敷かれて、



大好きな先生だから、

いっぱいたくさん犯されたい。















はじめから俺が断る理由なんてなくて、
ゴクリを唾を飲み…



頷くしか答えはなかった。


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