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【R18】Querer【創作BL】

第3章 高熱





ひとまず角の身体をベッドに寝かせ、
ハンガーにかかっていたタオルを拝借する。





「すごい熱だな。
帰った後、なにか食べたか?」


「食…欲…なく、って…」


「昼も何も食べてないんだな。
何も食わんと免疫力は回復しない。

うどん作ってやるから少し待ってろ」





キッチンを借りて、
手慣れた要領で具材を切っていく。


実家にいるときでも少し作っていた。
大学生になってからは自炊が基本。





(こんなんじゃ栄養不足だってのに…)





食器はあるが使われていない。

ゴミ箱にはカップ麺や弁当容器があり、
荒れている食生活をしているんだと把握する。



口煩く言いたいところだが、
いまその必要はない。


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