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【R18】Querer【創作BL】

第19章 戻りたい





5月にモデルデビューして、
10月の深夜ドラマ準レギュラー出演。

撮影は6月からだ。

そのほかにも専門雑誌や広告だけでなく、
舞台やCM、
来年からは連続ドラマ、
映画の話しも舞い込んできた。

正直、こんなに忙しくなるとは思わなかった。



俺自身、
特に面白いことは投稿していないのだが
事務所系列だけでなく
活躍する有名人と繋がったことで
先輩たちを追い抜かす勢いで急上昇中。















「忙しかったから忘れていたが、
オナホじゃなく
生温かさを感じたくなってきた…」





いつもとは違う
打ち合わせや撮影現場に立ち入り、
妙な演技をしたせいで
インプットされた女の裸体と感触。

芸能人というオーラが出始めたのか…
以前よりも
同級生から声が掛かりにくくなり、
代わりに寄ってくるのは
出待ちのファンや業界の人たち。





「業界の人には絶対手ェ出したくねえ。
一般だ…、そこら辺にいる女…。
黙ってヤらせてくれる穴が欲しい」





生温かい肉を掴みたい。

柔らかくて締め付ける穴に突っ込みたい。

人を抱くっていう
温かい感覚を覚えてしまったから
オナホじゃ満足できない部分を満たしたい。










「穴ほしい…」










彼女を作るという
高校入学時の純粋な目標を捨て、
手頃で
口の堅そうな女を引っ掛けることにする。





簡単にやらせてくれる穴。


執着しない穴。


面倒臭くない穴。


誰のものでもない穴。


どんな俺でも許容する穴。





その日から性に貪欲になった俺は、
ようやく見つけたその女を
空き教室に連れ込み

避妊具をハメたそれで犯したのであった。


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