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【R18】Querer【創作BL】

第3章 高熱







……


…………





(……………反応がねえ!!)



俺がわざわざ足を運んでやってんのに、
無視するとかいい度胸じゃねぇか。

二度目はねえ。



携帯に直接連絡して…、





『──…は…い…。

ど、ちら、さま…でしょうか…』





途切れ途切れの声。



インターフォンがぶっ壊れてるんじゃない。

ここからでも熱量を感じられそうだ。





「おい大丈夫か?
俺だ、牛垣だ。戸を開けろ」


『…え…?
……しゅ…にん…?なん…で…』


「見舞いにきてやった。
早くしろ。
玄関の鍵も開けておけよ」





エントランスの出入り口が開き、
エレベーターを使って上昇。



角のいる玄関のドアノブを回すと、





「な!?」













力尽きてうつ伏せになっている角を発見した。


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