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【R18】Querer【創作BL】

第19章 戻りたい





動揺している姿がなんとも可愛いらしい。

なんていうか、
イジワルしたくなる可愛さが
槍木にはあるのかもしれない。





男だけど。










「て、手入れ…ね…。
ケアはしてるかな、一応…」


「へえ。なに使ってんの?」


「俺は…」





質問すれば必然と答えてくれる。



槍木になにかしら興味を持った俺は
チャイムが鳴るまで槍木に話し続けていた。















「なあ、槍木。昼一緒に食べないか?」


「え…いいの?」


「おう。俺購買なんだけど、槍木は?」


「俺も、購買で買おうかなって…」


「じゃあ昼になったら一緒に行こうか」





2日目からはじまる午後授業。

初日にもっと槍木と話したかったのだが
他の連中に絡まれ、
メールアドレスも聞くことができず
気付いたら先に帰られてしまった。



だから、
他の奴が来る前に約束を取り付けた。


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