第14章 お泊り *
ハーフパンツの上から撫でてやると、
硬くなったものが手のひらで捉えられる。
「あぁ…っ…だめ、擦っちゃ…」
「硬くなってる…。気持ちいいか?」
「っ…くぅ…、き…きっもちい…っ…」
湊は涙を滲ませている。
俺の気持ちがまだ
伝わっていないのだろうか。
まだ、
不安にさせているのだろうか。
あのとき、最後まで抱けなかったから…。
「…湊…」
俺は湊が好きだ。
なにもかも独占したい。
俺のこと、好きだって想って欲しい。
「っや、だめ…、だめだって…」
「おまえが好きだ、湊」
「だめ…っ…、
期待しちゃうから…だめ…っ」
下着ごとハーフパンツを下げたものの、
湊はデリケートな部分を手で押さえ
頑なに見せようとしてくれなかった。