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【R18】Querer【創作BL】

第14章 お泊り *





湊は俺に触られることを期待してる。



傷付けられたのを恐れているが、

同時に期待もしている。








「湊…おまえのことが好きなんだ。
だから、
最後まで抱きたい…っ…」



「だ、め…っ…、
見たら、また…っ…んぅ」








唇を押し重ねて、手のうえから愛撫する。








「湊のこと…男だって分かってたけど
よく分かってなかった。

おまえのことが可愛くて…

湊が可愛すぎて…

身体も男なんだって、あんま考えてなかった。

けど、好きなんだ。
どうしようもないくらい。

離れていてもおまえのこと考えちまう」









ふと思い耽ったとき、湊のことを考えてしまう。

なにしてんのかな。
もう起きたかな。
まだ寝てるかな。
この番組見てるかな。
なに食ったかな。



会いてえなって、


ふとした時に考えてしまう。








「傷付けて悪かった。
けどもう大丈夫。

おまえの裸思い出して…、慰めたから」



「っ…」








手で覆っていた力が緩んだ。



俺はそう。

湊のことをふと思い出して、
お風呂場で自慰をした。





真っ裸の湊を抱いて。





鮮明に焼き付いた男の身体を抱いていた。


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