• テキストサイズ

【R18】Querer【創作BL】

第13章 初恋





あれから湊とは連絡を取れていない。



診療科クリニックの待合室で
携帯を開閉を繰り返し、

連絡を取ろうか迷っている。





(萎えたのはマズいよなぁ…)








あのとき、

俺は湊を最後まで抱くことができなかった。



キスしていい雰囲気になったのに
男の所要物をみたとき
尻込みしてしまった。





「うんー…」


「牛垣さ~ん。牛垣武明さ~ん。
1番診察室にお入りください」


「…はい」





40歳くらいの男性医師。

淡々と問診を終え、
診察ベッドに横たわって
肛門を触診やら医療器具を使って検査される。





「はい。以上です。
支度を整えて椅子に座ってお待ちくださーい」





診察が終わったら、冷たい消毒液をかけられた。

手袋を外して手洗いが終わった医師は
内視鏡の結果を説明してくれる。



採血で感染症もなく、
内視鏡でも異常は見られなったとのことだ。

まずは一安心だ。


/ 727ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp