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【R18】Querer【創作BL】

第13章 初恋





この顔の痣を知ったユウは
後ろに振り返って俺の頬をさする。





「俺、ハリセンで
殴り込みに行ってもいいかな?」


「頭突き拒否られたからダメだろ」


「じゃあ丸坊主にするのは?」


「それは名案だな。
でもまあ、ケツ掘られたのは勘弁だ。
まだヘンな感じする…」








つい昨晩の出来事。

痣が消えてないどころか違和感のある尻の穴。





「血とか出てない?病院行った?」


「血は出てない。
けど病院行くようにって言われて
土曜日診療科クリニックの予約取った。

またケツほじくられんのか。
快便なのにイヤだな~…」


「感染症の問題とかあるからね。
付き添ってあげよっか?」


「そこまで子供じゃありまセーン。
ってかその日、ユウは仕事だろ。
もう寝る。
電気消して~」


「うん。じゃあ腕離せよー」


「んー」





離れて行ったユウは照明を消しに立ち上がり、
明かりがなくなった部屋でまたくっ付く。





おやすみ、

と言葉を交わして眠りについたのであった。


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