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【R18】Querer【創作BL】

第12章 知らせ





会社に到着したら上司に報告。

報連相をまっとうする。



警察には朝一で連絡すると言われ、
ついさっき聞いたばかりの
上司も色々と困惑した様子を見せていた。















「バカな息子のせいで
本当に申し訳ないことをした!!
誠に申し訳ないッ」



「頭をお上げください。副部長…」





とある一室に呼び出され、
長瀬の父である副部長から土下座をされた。



起訴しないでくれと泣きつかれると思ったが、
前回や今回の湊の件もあって
父親として厳しい目で反省してほしいと
険しい顔を見せていた。








「いやねえ、まさか。
驚いたねえ…」


「課長。仕事に戻ってもいいですか?」


「真面目だねえ。
お尻の方は大丈夫なの?」


「セクハラ行為として訴えますよ」


「いやだねえ、冗談じゃなく心配したの。
大丈夫なら今日もよろしくね~。
角くん不在の分、
大変そうだからねえ」


「あまり煮詰めてないのでご心配なく」










湊が帰って来れる席はちゃんとある。





自分の席から部下たちが働く様子を眺め、

空いた席にうつる…


姿勢正しく働く
湊の姿を思い浮かべるのであった。


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