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【R18】Querer【創作BL】

第11章 男の身体 *





湊は整った顔をしている。



肌も綺麗で鼻も高く、
パーツのバランスも良いから見栄えも良い。

声は低くも高くもない声。
女とは到底思えない男の発する領域。





体つきはどうだ。



唇は柔らかかった。
色気のある鎖骨も綺麗だ。

けれど腕は硬くて筋が張っていて、
乳首は薄桃色だが胸はまったいら。

腰は細くて引き締まってる。





その下を飛んで

脱毛したのか毛もなくスベスベで
太腿を撫でたが女みたいな脂肪分はない。











「…っ…」





「ほら。我に返ったでしょ…?
貴方はノンケなんです」










長瀬の排泄したものを顔面に浴び、

さんざんデカくなったのを
見せられたから問題ないと思った。





しかし、

湊には幻想を抱いていたのかもしれない。








「良かったですね。
媚薬の効果も治まったみたいです」



「ぁ…」













湊は女じゃない。



同じ男だから、

俺にあるものだって

当たり前のようについている。





パンツ越しまでは平気だった。

自分と同じ付いてるんだって確認したはず。





それなのに、

本物にピントがあった瞬間


…全身が縮こまった。


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