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【R18】Querer【創作BL】

第11章 男の身体 *





点々とつく無数の赤い痕。

これは俺がつけたキスマークだ。





「んっ…」





無数に散りばめられた赤い痕をなぞって、

満足げになって頬が緩んでしまう。


首筋の痕からなぞるように顔を下ろしていき、
硬くなった色素の薄い桃色の突起を
舌でぐるりと舐め回す。








「意外と男でもイケるな…俺」


「そのうち幻滅しますよ。
見えないように照明落とした方が…」


「ここの硬くなったところとか、
見たら俺は萎えるのか?」


「大抵はそうなります」



「なら試そう。
照明は落としたくない。
明るいところでSEXした方が興奮すんだろ?」


「ご勝手に…」








むしろ媚薬の効果をなんとかしたい。



異常な興奮状態で
心臓やら臓器やら苦しくて引き裂かれそうだ。



湊の履いていたズボンに手をかけ…








「上等に腫れ上がってんな」


「牛垣さんの愛撫が気持ち良かったから…」


「乱暴だったろ」


「気持ち良かったんです」








キスマークは独占欲が剥き出しの形。



今まで関係を持った女に
こんな痕、付けたことがあっただろうか。





けれど今は過去の女はどうだっていい。





最後の布となる下着に手をかけ、



怒張している男の所有物を

目の当たりにした。


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