• テキストサイズ

【R18】Querer【創作BL】

第11章 男の身体 *





部屋に入ってからすぐ、
服を脱いでシャワーを頭から浴びた。



ボディソープをたっぷりと使い、

皮膚が赤くなってもなお

必要以上に身体を擦る。








「……これが強姦された末路か。
反吐が出る…っ…」





一度洗えば気が済むと思った。

頭の中で再生されるノイズ。



覆い被さってきた長瀬は無遠慮に腰を振り、
拒んだ中出しさえも行ってきた。





「くそっ!ケツんなかが気持ちワリィ…!!
こんなんで勃ってんじゃねえぞ!!」








ケツをほじっているのは綺麗にするため。

所要物を扱いているのは排泄のため。



どちらも目的は違う行為なのに。





「あ…ッ、ハァ…ハァ…イグ…ッ…」





犯された時のことを嫌でも思い出してしまう。


あれだけ何度もたくさん搾り取られたから
大量射精とまではいかない量。





「ハァ…ハァ…くそ。
まだ、治まんねえのっ…かよぉ…」





空イキもしたから
長瀬に何度イかされたのか正直覚えちゃいない。



腕にはまだ縛られた痣がある。

何度も引きちぎろうと動かしたから
4~5日しても残っているだろう赤い痕。










バスタブのお湯も出しっぱなしで…



どうにかなりたくて、

水中のなかに身体を深く沈めた。


/ 727ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp